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「9と3/4」今すぐ英語で言えますか?quarterに隠されたクアトロと4の世界。

学習法 映画 海外ドラマ
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-特筆すべきことなんて、僕には何もない

photo: bustle.com

僕はただのただのハリーだよ。

 

👆ハリー・ポッターシリーズの中で私が最も好きなセリフです。英語解説は、別記事にて・・・(本当はこの記事で完結させる予定だったのですが、違う話で盛り上がってしまい到底行き着かなかったので分けます。)

 

学校の英語が出来なかった私を救ったハリーの世界

※↑画像クリックで動画に飛びます

こんにちは!ユッキーです。上の写真↑は映画「ハリー・ポッターと賢者の石(原題:🇬🇧Harry Potter and the Philosopher’s Stone/🇺🇸Harry Potter and the Sorcerer’s Stone)((←英と米で単語が違うんですよね。思い返せばこれがイギリス英語とアメリカ英語の違いに興味を持った最初のきっかけだった気がします。))」のセリフを音読しているところです。ハグリッドと共にダイアゴン横丁で一通りの入学グッズを揃えたハリーがキングス・クロス駅に向かう場面。

ハグリッドから列車の切符をもらい読んでみるとそこには「Platform 9 3/4(9と4分の3番線)」の文字が。「ハグリッド、これ間違ってない?9と3/4って書いてあるけど。そんなのないよね、ある? (But, Hagrid, there must be a mistake. This says platform 9 3/4. There’s no such thing, is there?)」と尋ねたら・・・あれ、ハグリッドいなかった。あぁ…自分で9と3/4を探すしかないな、、、という場面です。

 

すべては「9と3/4」という言葉から始まりました

ちなみにこの9と3/4という表現。英語では“Nine and three quarters.”と読みます。でもこのquarter(4分の1)という単語が、どうにもこうにも頭に入りづらく、「クオーターは4分の1。それはわかる。でも4分の3になったらどういえばいいのか、3/4、3/4、2と3/4、5と3/4・・・当時中学1年生の私は覚えようと何度もノートに書いたり、発音してみたりしたのですがイマイチ頭に入らず。日本語の「4分の1」から離れられなくて、実はもうこの時点でかなり英語につまずいていたんです。quarterという単語に確信が持てないというか、なんで日本語だと4分の〜と「4=英語でいうとfour」が入るのに、英語だとquarterでfourのfの文字もかすりもしなくて、なぜこんなにも違うんだ…というところから既に暗記の難しさを感じ始めていました。4分の1の時はquarterで、4分の3になると3 quarters、複数形になったりして、ちょっと全く頭に入らない…

 

“クオーター”は「クアトロ」

quarterの語源はラテン語で4(four)を意味する”quattuor”。語源を調べなくとも、イタリア語の”quattro(クアトロ)”は4だし、クアトロってよくピザで出てくる、4種のチーズのクアトロフォルマッジのクアトロね!→quarterはスペルもクアトロに似ているし、イタリア語っぽく読むとクアトロに近い音になる。→つまりquarterって思いっきり4のことだ。と今ではわかるのですが、中学生の私には到底無理でした。

 

🍕クアトロ・フォルマッジ

photo:mayavian.com

蜂蜜かけても美味しいですよね〜😍

 

quarter=クアトロ という発想なんて全くできなかったので、Qから始まる英語のquarterと日本語の「4分の1」のギャップにかなりの苦手意識を抱いてしまっていたのですが、Nine and three quartersという言葉に出会ってからは、テストでも間違えることはなくなり、“読みなさい”“声に出しなさい”といった場面でも、100%の自信を持って答えられるようになりました。それ以降、ハリー・ポッター、特に一作目「賢者の石」を中心とした英語快進撃はとどまることなく続いていきました。

 

Nine and three quartersの発音

せっかくなので9と3/4の場面もご紹介しておきますね。私が音読をしていた、ハグリッドからチケットをもらい「9と3/4なんて、そんなのないでしょ?」と聞くシーンもばっちり入っています。

本でも映画でも。一度でもハリー・ポッターの世界を覗いたことがあれば言うまでもないことですが、9と4分の3番線はホグワーツエクスプレスへの唯一の入り口です。(空飛ぶ車:flying carや箒:broomstick、セストラル:thestral、行方をくらますキャビネット:Vanishing Cabinetあたりを使わない限りは)だからこそ、この”Nine and three quarters”という言葉は、物語の中で何度も何度も繰り返し使われ、語としての出現回数も非常に高いので、嫌でも覚えてしまう。そして何より、ファンであればその重要性がわかっているので、覚えないはずがない言葉なんです。ハリー・ポッターを全く知らないという方でも、「9と4分の4番線」という言葉だけは覚えておくと価値があるかと思います。ファンに「9と3/4」と言うと、きっと、ちょっと喜ばれます。少なくとも私は喜びます。(9と3/4を知っている=ハリーの入り口の世界を知ってくれた、という気がするのです)

 

覚えないはずがない言葉の裏に・・・

もちろん、そういった言葉は9と3/4の他にも数え切れないほど存在します。キャラクターのセリフ、学校の制度、通りの名前、魔法薬、アイテム、呪文、などなど。

 

中でも呪文はすごいです。私もごく最近まで気がついていなかったのですが、実は登場する全ての魔法、呪文に語学的な意味があります。みんな知らずに呪文を覚えているけど、実はその覚えた呪文は、ラテン語で◯◯という意味で現代英語としては△△の単語の接頭辞になっていて…というようなことが言えてしまうほどです。

 

📷先日、呪文勉強会というのもやってみました↓

“呪文勉強会”なんて、言葉だけ聞くと怪しさ満開ですが、ハリー・ポッターに登場する呪文を使って、もっと英語に親しむことを目的として実施。勉強会といっても大々的なものではなく、試験的な形で、ハリー×英語 が学習法として有効であるということを証明していくための第一歩として行いました。この呪文カードのことは、また回をあらためて書きたいと思いますが、最初に全てのカードを裏返しにし、1枚ずつ引いて、出た呪文について説明を読み何の呪文か当てていく、という簡単なゲームを行ったところ・・・31個の呪文を持っていって何と最後の1枚に残ったのが「ア◯ダケ◯ブラ」でした。(←全部書いてしまうのは恐ろしすぎるので◯を入れました)知っている方ならこの怖さと言いますか、これが最後の最後までしぶとく残っていたということの凄みに共感してくださるかと思います。

 

ちなみに奥の方に見えているのは「ENGLISH JOURNAL」「CNN ENGLISH EXPRESS」の10月号です。ENGLISH JOURNALは表紙からドーンとわかりやすくハリーだったので、買わなきゃとすぐに思ったのですが、CNNの方は見るとJ.K.ローリングのインタビューがあったのでやはり買いました。買った月はいつも思うのですが、この2冊の英語雑誌は、情報量や取り組めるワークが毎号かなりのボリュームなので、しっかり使い倒したいと思います。

 

長くなってきたので今日はこのくらいにしておきたいと思います。本当は、冒頭に書いた「ただのハリー」の話を書こうとしていたんですが、結果的にほぼ9と3/4の話で終わってしまいました(as always!) 最近思うんですが、私のブログは映画館というよりはNetflixのようなものに近いのかもしれません。シリーズものの海外ドラマが色々並んでいるようなイメージです。シンガポール旅行記なんて、まだ完結していないものもあるし😅 でも今日この記事を書いていて、少なくともブログに関しては、映画館形式というよりはNetflix形式の方が向いているのかもしれないと感じました。いずれにせよ、書いてみたいことも考えてみたいこともたくさんあるので、たくさん残していきたいと思います⛵

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ライター紹介 ライター一覧

ユッキー

英語教材プロデューサー、ナレーター、ライター
写真は、2017年5月にシンガポールのバードパークで撮った写真です。

■著書『場面と言葉がパッと浮かぶスッと出てくるユッキーのいますぐ英会話ノート』(2018年5月発行/あさ出版)
Amazon総合1位、ほか4部門1位
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